今回は、DAMの採点方式の1つ「精密採点DX-G」の攻略情報をまとめていきます。
この記事では、全体像や効果的な練習順序を中心に説明しつつ、知っておくと得するポイントも併せて紹介します。
主に「精密採点DX-G」の攻略に焦点を当てますが、一部は他の採点方式にも役立つ情報が含まれているので、必要に応じて活用してください。
私は、平均80点台前半から独学で練習を重ね、最高100点まで伸ばした経験があります。
その時の経験に基づいて、今回の内容をまとめていくので、是非ご覧ください。
精密採点DX-G攻略の注意事項3つ
まず、注意事項が3つあるため、先に解説していきます。
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
注意事項1:「精密採点DX-G」以外の採点は極力使わない
1点目、精密採点DX-G以外の採点は、極力使わないでください。
理由として、他の採点、例えば「精密採点Ai」は、点数が伸びる歌い方がかなり違います。
どのくらい違うかというと、DX-G側で100点近い曲でも、Aiだと95点行かないことが多いです。
また、機種が変わりJOYSOUNDの採点だと、90すらいかないことも。
特に100点を狙うような場合は、その採点に合った歌い方をすることになります。
別の採点を入れると歌い方が崩れるため、極力他の採点は入れないようにしてください。
注意事項2:あくまで、「点数を伸ばすための練習方法」の解説
2点目、本記事は「点数を伸ばすための練習方法」を紹介していきます。
これは「歌が上手くなるための練習方法」とは異なるので注意してください。
もちろん、音程を取るための練習など、ダイレクトに歌の上手さに繋がる内容もあります。
しかし、中には伸ばす音ではひたすらビブラートをかけるなど、機械的な部分も出てきます。
全てが歌の上手さに繋がる内容ではないため、そこは気を付けてください。
また、すぐ点数が伸びる方法でもありません。
1つだけ、裏技的なもので点数を伸ばすやり方はあるのですが、それ以外は練習あるのみ。
記事を読んだからすぐに点数が伸びるわけではないので、認識しておいてください。
注意事項3:必要なものは、「ヒトカラに行く勇気」
注意事項として入れましたが、必要なものですね。
「ヒトカラに行く勇気」は、なんとか頑張って用意してください。
練習の中で、歌を録音してもらったり、同じ曲を繰り返し歌ってもらったりすることもあります。
他の人がいると録音や反復練習もしづらいため、一人カラオケ(ヒトカラ)で練習することを強くオススメします。
なお、必須ではありませんが、録音できるものがあると効率が上がります。
ボイスレコーダーがあれば理想的ですが、iPhoneなどのボイスメモでも十分です。
いつ、どうやって使うかはまたその時に書くので、よければ活用してみてください。
精密採点DX-G攻略:各採点項目の概要と練習順
ではここから、具体的な精密採点DX-Gの内容に入っていきます。
今回は概要なので、採点項目それぞれを軽く見ていきましょう。
また、見ていく順番は、実際に練習して欲しい順番になっています。
この練習順が絶対ではないですが、なぜその順番かも解説するので、参考にしてください。
項目の一覧は以下の通りです。
これらは、採点結果の2ページ目に表示されます。
それぞれ、個別に見ていきましょう。
採点項目1:リズム
最初、音程から入りそうなものですが、ここではリズムから入っていきます。
リズムは、曲と歌のタイミングが合っているかどうかを表した項目です。
真ん中が一番良く、前後に外れると点数が落ちていきます。
歌が遅れるタメよりも、先にズレる走りの方が大きく減点されるのが特徴です。
総合得点への影響としてはかなり小さく、そこだけ見ると優先順位は低いように見えるでしょう。
しかし、リズムがズレる=曲が聴けていない、ということになります。
次の音程をしっかり取るには、曲を聴き、声を合わせることが必要なため、その練習として最初に持ってきました。
より詳しい内容と具体的な練習方法は、個別記事に譲りましょう。
採点項目2:音程
2つ目に音程を練習します。
音程は文字通りで、正しい音程で歌えているかを表した項目になります。
もちろん、正しい音程に近ければ近いほど高得点です。
採点における最重要項目で、総合得点への影響も非常に大きくなります。
目標が90点台到達であれば、音程まででも十分狙えるでしょう。
だからこそ、本来であれば最初に練習するところですが、音程を合わせるには歌いながら曲を聴くことが必要になります。
繰り返しですが、これが理由でリズムの練習を先にしてもらうことになります。
気にすることや練習方法も長くなるため、これ以上は個別記事にまとめます。
採点項目3:表現力
3つ目は表現力、ここはちょっとややこしいですが、さらに2つに分けて説明します。
まずは抑揚、簡単に言えば声の強弱です。
しっかり声の強弱がつけられれば、抑揚の点数が高くなります。
実は、この抑揚だけ即効性のある方法で点数を上げることが可能です…が、それは個別記事で。
しゃくりやこぶし、フォールといった技術項目も表現力に含まれます。
しゃくりは、本来より低い音からなめらかに正しい音程へ持ち上げる技術。
こぶしは、一瞬だけ音程を上げる、演歌などでよく使われている技。
フォールは、伸ばした音の最後をなめらかに落とす技です。
点数を上げる観点でいくと、意識して練習すべきはしゃくりで、こぶしとフォールはそこまで気にしなくてOKです。
実際、上で貼った画像でも、こぶしとフォール共に0回で100点を取れています。
他に全てできることをやり尽くして、それでもまだ足りなければこぶしとフォールも練習する程度で大丈夫でしょう。
練習順について、音程の次に総合得点への影響が大きいためここに持ってきています。
これ以上は、個別記事で見ていくことにしましょう。
採点項目4:ビブラート
4つ目はビブラート、声を上下に細かく、規則正しく震わせるテクニックです。
採点結果では長さ、回数、タイプも表示されていますが、点数へは上手さだけが影響します。
長さは1秒以上必要だったり、タイプによって上手さが伸びやすいものがあったりするので、そのあたりも個別記事で説明します。
順番について、安定性、ロングトーンは音程の練習過程である程度できるようになっている想定のため、それよりも先に持ってきました。
採点項目5:安定性、ロングトーン
最後に安定性とロングトーンが残りました、この2つはまとめて見ていきます。
安定性は、伸ばす音にビブラートではない揺れがないか。
ロングトーンは、正しい音程で伸ばせているか。
ということで、両方とも伸ばす音を真っすぐ、正しい音程で伸ばせればOKです。
これとビブラート、どちらを多用するかは人によって変わってくるでしょう。
精密採点DX-G攻略時に知っておくといいポイント
最後に、精密採点DX-G攻略時に知っておくといいポイントを紹介していきます。
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
ポイント1:オクターブ違いは気にしなくてOK
ポイント1、オクターブ違いは気にしなくてOKです。
実際、私は1オクターブ下げて歌って、7曲で100点を取っています。
オクターブを合わせるよりも、歌いやすい音程で歌うことを心がけましょう。
関連して、採点結果に表示される声域も、得点には影響しません。
オクターブを変えて歌うと赤がいっぱいつきますが、気にしないようにしましょう。
ポイント2:自前のマイクは、必須ではない
ポイント2、点数を上げる方法として、自前の有線マイクが挙げられることがあります。
自前の有線マイクで点数が上がる要因は、大きく2つ推測できます。
1つは、有線によるノイズの減少です。
通常は無線マイクなので、それに比べればノイズが減り、点数が上がると考えられます。
もう1つは、裏加点項目、倍音です。
声に倍音が含まれていると加点が入る…と、噂程度で聞いたことがあります。
使うマイクによっては、この倍音が入りやすいものがあるらしく、調べると色々と出てきます。
…が、結論、100点を取るために、自前のマイクは必須ではありません。
確かに効率は上がるかもしれませんが、なくても100点は取れます。
また、マイクを使う場合はデメリットもあり、機材故障の原因となる可能性も。
もし使う場合、カラオケ本体側のマイク音量を必ずゼロにして抜き差しをするようにしてください。
このあたりのリスクもあることから、私個人としては自前のマイクはオススメしません。
ポイント3:間奏中はマイクを切ろう
ポイント3、間奏中、歌っていないポイントではマイクを切っておきましょう。
ここをONにしていると、その時のノイズで点数が下がることがあります。
些細なポイントですが、これだけ手軽な方法で点数が少しでも上がるならやっておきたいところです。
ポイント4:本気で高得点を狙うなら、カラオケ教室も検討を
ポイント4、本気で高得点を狙うなら、カラオケ教室に通うことも1つの選択肢です。
私は一人で100点まで伸ばせましたが、全員が同じ方法で伸びるとも限りません。
また、変な癖がついてしまった場合、自分で気づけないと直すのも一苦労でしょう。
それが教室なら、先生に客観的に見てもらうこともできます。
お金はかかるものの、それだけメリットも大きいため、本気で高得点を狙うならカラオケ教室もオススメします。
当ブログでも、各地域のカラオケ教室を順次紹介していくつもりなので、よければ参考にしてみてください。
精密採点DX-G攻略まとめ
今回は、「精密採点DX-G」で高得点を目指すための攻略法をまとめました。
注意事項にも書いた通り、点数は一朝一夕で伸びるものではありません。
長期的に見て、ゆっくり頑張っていきましょう。
また、練習していて「この方法合わないな」と思ったら、別の方法も調べてみてください。
人によって合う/合わない方法があるのは当然で、全員が同じ方法で伸びるとも限りません。
その数ある方法のうちの1つとして、参考にしてもらえれば幸いです。
是非、高得点を目指して頑張ってください!
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